この記事でわかること!
現在持っていない人の方が珍しくなったクレジットカードですが、保有する為には審査通過が必須!
この記事ではそんな審査に落ちてしまった人が絶対に確認するべき情報をまとめています。
なぜ審査に落ちる?
クレジットカードの審査は住宅ローン等の借入審査に比べると審査基準が緩くなりますので、審査落ちするケースはかなり低くなります。
しかしながら中には絶対大丈夫と自信を持っていても審査落ちしてしまうようなケースも・・・
クレジットカード会社に審査落ちの理由を聞いても教えてはくれません。
ここでは審査落ちする理由の高い項目を上げていきますので、如何に該当する項目が無いかを今一度確認してみましょう!
理由① 返済能力が不足している
クレジットカードの利用代金は後払い制です。
そのため、利用者が確りとカードの利用代金を支払えるかを重視しています。
この項目では主に以下の項目を確認していますので要チェック!
・職業
継続的な収入がどの程度見込めるかを審査しています。
公務員など収入が安定している職業なのか?会社の規模は?雇用形態は?など細かくチェックされています。
中小企業<大企業<公務員
アルバイト<正社員
特に正社員かアルバイトかの違いは審査に大きく影響します!
・年収
一番重要なのは安定して継続的な収入が見込まれるかです。
カード会社によって必要な年収は異なりますが、概ね年収が高ければ高いほど審査に有利です。
ここでいう年収は手取りではなく総支給額(税金などが引かれる前の金額)ですのでご注意を!
たまに年収を適当に盛って記載する人がいますが、勤務先や雇用形態なども確りと確認したうえで審査されますので、大抵は嘘をついてもバレます!
しかも運よく嘘がバレずにいても、後から発覚すると詐欺罪に問われる可能性もあるので絶対にやめましょう!
・勤続年数
勤続年数が長ければ長いほど年収が安定すると判断されます。
勤続年数が1年未満等、短期間の場合審査に大きく影響します!
ローン等でも重要視される項目です。
可能な限り審査前の転職は控えましょう!
・居住状況、世帯状況
住まいが持ち家か?居住年数が長いか?をチェックします。
持ち家の人や居住年数が長い人はカード支払いが滞る可能性が低いので審査に有利です!
また、一人暮らしよりも同居家族がいるほうがプラス評価につながるケースもあります。
賃貸物件に長く住んでいる人は家賃滞納などの問題を起こしていないケースが多いです。(家賃滞納が多いと追い出されるケースが多いです!)
同居家族がいるほうが逃げづらい、踏み倒しづらい等の理由も考慮されるようです!
上記の項目を可能な限りクリアすることが出来れば返済能力に関してはクリア可能です!
理由② 既存借入額が多い
先ほどもお伝えしたようにクレジットカードは後払い制です。
既に多額の借入をおこなっている人ですと、そちらの返済が最優先となり、最悪の場合クレジットカードの代金支払いが滞ってしまう可能性が高くなります。
そのため、既存の借入金額と年収などの資産状況を総合的に見て自転車操業になっていないかを厳しくチェックします!
既に借入金額が過大となっている人の場合、審査に通過する為には既存借入の返済を行ってから審査を申し込むようにしましょう!
理由③ 過去に金融事故を起こしている(ブラックリスト、信用情報に問題がある)
審査に落ちてしまう最も多い理由の一つがこの金融事故です。
以下の出来事が発生した場合、個人信用情報機関によって【事故情報】【異動情報】などが登録されます。
※これらを【ブラックリストに載った】などと表現されることも多いです。
金融事故の例
・クレジットカード、ローン等の返済不能 (携帯電話料金、レンタル料金なども該当)
・強制解約
・自己破産
・任意整理
上記のような金融事故を起こしてしまった場合は、すぐに審査を通過する事はほぼ不可能です。
金融事故を起こしてしまった場合は、事故の程度によりますが、概ね6か月~5年程度は期間を空けて審査を行う必要があります!
理由④ 利用実績がない
これまで一度もクレジットカードの利用実績がない人ですと過去の金融事故歴なども一切ありませんので、審査に有利なように感じますが実は意外と通過しにくいのが実状です。
過去にクレジットカードやローンを利用してきた人には【返済を行った】という実績がありますが、全く利用の無い人にはその実績がありません。
そのため信用がなく後払い契約を行ったさいにきちんと返済してくれるのか?と疑われてしまうケースが存在します。
このような人たちを【スーパーホワイト】等と呼称する事も有ります。
まずは携帯電話の分割購入や銀行ローンの利用等で実績を作る事も重要です!
何かしらの実績を作る事で信用を得られれば特に大きな問題はありません!
個人的には審査への影響はかなり低く優先度はかなり低い項目と考えます。
クレジットカードの利用限度額を少額設定すれば、この理由ではじかれるケースはほぼ無い印象ですのでご安心ください!
理由⑤ 申込内容に不備や虚偽がある
例えば記載した住所が身分証明書と異なるなどのケースです。
申請書と証拠書類に相違が発生した場合は受付不可となるケースが多くあります。
また、修正の箇所がある場合等も受付不可となる可能性がありますので要注意です!
記載内容の不一致や修正などは、本人以外の申請である可能性が高まりますので、顧客安全の観点から受付不能とするケースが多いようです!
まとめ
以上がクレジットカードの審査に落ちてしまった場合に見直すべき項目です。
昨今は現金利用不可のお店なども増えてきましたので、クレジットカードを保有できないことはかなりのデメリットです。
一度審査落ちになってしまった場合、対策をおこなわない限り審査に通過する可能性はほぼ0です。
改めて以下の項目を再確認してから審査に臨むようにしましょう!
審査通過するために・・・
・安定的な収入を確保する
・勤続年数が最低でも1年以上ある状態で審査を行う
・借入がある場合は可能な限り完済後に審査を行う
・金融事故を起こしていないか確認する(信用情報照会が有効!)
・申込金額を大きくしすぎない(必要最小限の金額で申請する)