ゆっくり勉強会 ローン 専門用語解説

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お金のあれこれ

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この記事ではローンを利用する時に出てくる用語について解説しています。

具体的な説明を行う前に専門用語の意味を知ることで、理解が深まるはずです。

基本的な用語の意味について確りと理解を深めていきましょう。

ゆっくり勉強していってね

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ローンの専門用語

ここではローンにまつわる専門的な用語について解説をしていこうと思う。

専門的な用語?

ローンを利用すると色々と聞き馴染みの無い言葉を聞くことになるんだ。

例えば複利とか元利均等とか固定金利とか証書貸付とか・・・初めて耳にすると何のことだか解らないんじゃ無いかと思ってな。

あ、ちょっと何言ってるか解らないです。

細かく説明しすぎても逆に混乱するだろうから、登場頻度の高い単語をできるだけ簡単に説明していくぞ。

登場頻度の高い用語 

・繰上返済

繰上返済とは、約定返済とは別に借入金を適宜返済することを言うぞ。

返済した金額に応じて完済日を短縮する【期間短縮型】と金額に応じて毎月の返済額を減額させる【返済額減額型】の2種類が存在するぞ。

完済2050年のローンを組んでいる人が、繰上返済を行って、完済日を2040年にしたりするような感じか?

うん、それが【期間短縮型】だな。

例えば毎月10万円返済を毎月8万円に変更するのが【返済額減額型】だ。

毎月の返済額が減ると楽だよな。

毎月の返済額の減少が【返済額減額型】の利点だな。

【期間短縮型】の利点としては、借入期間が短くなるので、最終的な利息支払額が減少する【利息軽減効果】が期待できるぞ!

金融機関によるが繰上返済には返済手数料が発生する場合があるので事前に確認しておくんだぞ。

団体信用生命保険

団体信用生命保険は一般的に団信と省略される。

住宅ローンの借入者が万が一亡くなってしまった時に、保険金によって住宅ローンの残債分を完済することを目的とした保険だ。

住宅ローンのための生命保険って事か?

うん、その考え方で間違いないぞ。

万が一自分が死んでも、残された家族が家に住み続けられるようにする為のものだ。

基本的に住宅ローンを利用する時は団信の加入が義務づけられているので、入り忘れるなんて事も無いから安心してくれ。

転ばぬ先の杖ってやつだな

因みに団信の種類によっては、がんと診断された場合や脳卒中などになってしまった場合でも保険金が支払われる【三大疾病保障】が付いたものもある。

最近だと【就労不能保障】といった働けない期間が○○日を越えた場合に保険金が支払われるタイプなんかもあるので、自分に合った団信を確り選ぶことをオススメするぞ。

保証人

保証人とはローンを借りた人が返済不能となった場合に、代わりに返済を行う人のことを指す。

保証人は【借主が返済できない場合に代理で返済する】という立ち位置だ。

後述する連帯保証人とは大きな違いがあるので注意してくれ。

保証人のはんこは絶対つくなってばっちゃが言ってた

おばあちゃんの知恵袋だな。私もやらない方が良いと思うぞ。

金融機関から返済を求められても借主に請求するように求めることで、支払を拒絶することも出来るが、借主に支払能力が無ければ結局は返済義務が発生してしまう。

人の借金を返すこと程悲惨なことは無い。

連帯保証人

基本は保証人と同じくローンを借りた人が返済不能となった場合に、代わりに返済を行う人のことを指す。

ただし保証人は【借主が返済できない場合に代理で返済する】という立ち位置なのに対し、連帯保証人は【借主と同レベルの返済義務を持つ】

ということは、返済義務でいうと

借主 > 保証人

借主 = 連帯保証人

といった感じか?

うん。そのイメージで大丈夫だ。

そのため連帯保証人は金融機関などから返済を求められた場合、基本的に拒否が出来ない。

例えば借主が支払能力があるのにもかかわらず、返済を滞らせたとする。

金融機関などが督促を行っても返済が行われない場合、金融機関は連帯保証人に返済を求めることが可能だ。

そんなの借主からちゃんと請求しろって突っぱねれば良いんじゃないか?

残念だがそれは不可能だ。

さっきも言ったとおり返済義務でいえば【借主=連帯保証人】だ。

そのためこういったパターンでも連帯保証人は返済の義務があると言えるんだ。

連帯保証人ダメ絶対

固定金利

住宅ローンを利用すると金利を選択することになる。

先ずは固定金利の説明を行うぞ。

固定金利とは返済期間中の金利が契約時の金利で固定されるものだ。

契約時の金利が全期間固定2%なら、返済期間は全て金利2%で固定される。

月の返済額が一定なので、完済までに必要な金額も計算しやすい。

さらに将来的に市場金利が上がっても借入の金利は変わらないので得をするぞ。

借りた時点で、最終的にかかる費用が全て解るから、今後の計画は立てやすそうだな。

それが一番のメリットと言っても良いだろうな。

因みに固定金利には3~10年の期間限定のものも多いので、自分が利用している固定金利の期間が何年なのか事前に確認しておくんだぞ。

変動金利

変動金利は市場の金利に合わせてローンの金利が変化するぞ。

住宅ローンの場合半年ごとに金利が見直されるので、金利見直しタイミングで毎月の返済額が変化する可能性があるので注意が必要だ。

ただし市場金利が下がった場合は返済額が減少するのでメリットもあるぞ。

するってえと・・・市場金利が上がれば?

返済額が増えることになるな

どちらも一長一短だな~

保証料

住宅ローンを利用する時に保障会社の審査を行っているのは知っているかな?

保証料というのはその保障会社を利用する為の手数料のようなものだ。

ローン利用時に全額支払うので、数年後に費用が発生するなんて事も無いので、覚えている人は少ないかもしれないな。

そういや保障会社の審査に落ちてローンを組めなかったなんて話を聞いたことがあるな

保障会社とは万が一住宅ローンの返済が滞った場合に、借主に変わって金融機関へ返済を行ってくれる会社のことだ。

金融機関はローン資金が回収不能となる事を避ける為に、住宅ローンの契約時に必ず保障会社の利用を義務づけているんだ。

そのため、保障会社の審査に落ちる=住宅ローンの審査に落ちるといった構図になる。

そーなのかー

あれ?ってことは支払を滞らせれば返済を行う必要がなくなる?

いや、返済先が金融機関から保障会社に変わるだけだから、返済義務はついて回るぞ。

それどころか延滞金が発生して、最終的に支払う額が増加するから、ローンの返済は確り行うことをオススメするぞ。

因みに保証料は借主の資産状況や借入年数、住宅の価値によって変動する事があるので、ローン利用時には確認しておくと良い。

抵当権

住宅ローンを利用する時には、該当の住宅へ抵当権というものが設定される。

これは簡単に言うと住宅を担保に入れるということだ。

住宅を生け贄に3,000万円を召喚!!

抵当権とはほかの債務者より優先して物件の売却代金を弁済に充てられる権利のことを言うんだ。

例えばローン利用者が自己破産をしてローンの返済が不可能になったとする。

利用者の借金はローン2,000万円、消費者金融500万円だ。

もし住宅を売却して1,500万円のお金が発生した場合、抵当権をつけている金融機関が優先的にこの1,500万円をローンの返済に充てることが可能になる。

売却した時に発生したお金を丸々ローンの返済にあてられるのか

もし抵当権が無かった場合、この発生した1,500万円は消費者金融との取り合いになる。

そのため、金融機関はローンの利用時にすぐに抵当権を設定して、万が一に備えているんだ。

銀行って損しないようにあれこれ対策してるんだなあ

元金

元金とは【住宅ローンの残債】つまりは今残っている住宅ローンの金額のことだ。

基本的に毎月の返済はこの元金と利息を合わせた金額を返済していることになるんだ。

元金とかいわずに残債っていってくれた方が解りやすいんだぜ

元利均等返済

これは毎月の返済額を決める時に出てくる単語だな。

返済する元金と利息の合計金額が常に一定となるように返済していく返済方式だ。

毎月の返済金額が一定となるので、月々の計画を立てるのが楽になるが、その分最初の時期に返済する元金の割合が減ってしまうので、最終的な返済額が多くなってしまうといったリスクがあるぞ。

もっと簡単に頼む

じゃあざっくりと例を出していくぞ。

元利均等返済で毎月10万円の返済額と決めていた場合

借入当初は元金5万円+利息5万円=10万円の内訳となるが、返済を続けていくにつれ、後半は元金8万円+利息2万円のように、元金の割合が増えていく。

最初の方は返済額に占める利息の内訳が大きくなるって事でおけ?

あぁ、それそれそんな感じだ。

すまんな、うまく説明できたか不安だったが理解して貰えて良かったよ。

最初に支払う利息が多くなっても毎月の返済額を一定にしたいひとが選択する方法だな。

その通りだ、賢いじゃないか

元金均等返済

これは前述の元利均等返済の逆で、毎月の元金返済額を一定にして支払っていく方法のことだ。

つまり毎月10万円の元金を返済していく場合、毎月の返済額は10万円+利息α円の10万+αの支払になるということだ。

元利均等返済と違って毎月の返済額が変化するんだな。

最初の返済額は多くなるけど、後半になるにつれて返済額が減っていくって事か?

お、おお・・・その通りだ。

当初の返済額が多くなってでも、できる限り早く返済したい人にお勧めの支払方法だ。

最後に

今回は登場頻度の多い専門用語の解説を行ってみた。

実際に住宅ローンを利用しようと思うと個々に出てきた単語以外にも様々な単語を耳にすることがあると思う。

専門用語を解らないのは何も悪いことではない。

重要なのは解らない単語は知ったかぶりせずにどのような意味なのか確認することだ

この項目は随時更新していくつもりなので、解らない単語やもう少し内容を知りたい用語などがあれば、どしどし質問してくれ。

聞くは一時の恥聞かぬは一生の恥とも言うしな

う、うん、そうだな・・・

(え、どうしちゃったのこのまんじゅう?)

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