借換って何? 私も使える? 注意点は? 住宅ローンのお悩み一発解決! 

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知っていると得をするオススメ知識

住宅ローンの利用を考えている方から大く寄せられる質問に対して、理由と方法を丁寧に解説します。

今現在、若しくは今後住宅ローンで不明なことがある方は是非ご一読下さい!

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 借換ってなに?

今回は住宅ローンの借換についての解説だ。

そもそも借換ってどういったものか解るか?

言葉から察するに、現在の借入を他の金融機関に変更するような感じかな?

Exactlyその通りで御座います。

ドヤッ・・・

で、これは何の意味があるんだ?

借換のメリットとは?

一番のメリットとしては、借入金利を低下させることで総支払額の減額が可能になる事だな。

へえ、どれ位変わるんだ?

現在の住宅ローンの金利や、残存年数にもよるが、私が実際に見たケースだと500万円位減額になった人も居たな。

ごひゃ・・・ちょっと借換相談してくる

お前は借りてすら居ないから不可能だ。

まあ、これはかなり稀なケースだから流石にここまでメリットのある人は少ない。

しかしながら、経験上10年以上の年数が残っており、金利が1%以上であれば大なり小なりメリットがあると思うぞ。

借入が無いのは良いことなのに損した気分になる不思議・・・

何かデメリットとかは無いのか?

借換のデメリットとは?

そうだな・・・借換に際して諸費用が発生するのと、多少面倒な手続きが発生する事くらいだな。

手続きは二つの金融機関で書類を書く必要があると言った一般的な作業だ。

諸費用は各種手数料や印紙代なんかだな。司法書士に依頼する業務なんかもあるから少し高くなる。

ケースによって相場は変わるが概ね50~100万程度だと思っていてくれ。

100万円も余裕無いぜ

それも借換する住宅ローンに組み込めるから安心してくれ。

それにより住宅ローンの元金が一時的に増加することにはなるが、さっきいった借換メリットの金額はこの諸経費の増加を加味した上でのメリットなのでそこも心配いらないぞ。

はあ~、聞けば聞く程やらなきゃ損した気分になるな。

なにか注意点とかは無いのか?

借換の注意点!

特に注意する事が3点ある。

以下に簡単にまとめるからよく確認してくれ。

借換前の注意点

① 延滞歴があると利用できない

② 既存の金融機関に事前に相談を!(特別金利の利用も可能かも・・・)

③ 団信の変更も発生するので保証内容を要確認

① 延滞してると利用不可能?

まず①だが、借換は延滞歴があるとほぼ利用不可能となるので要注意だ。

借換を受け付ける金融機関も延滞歴があるような人にお金を貸したくないよな。

いくら客の取り合いとは言っても、返済が滞るような人には率先して貸したくない。

寧ろ厄介な客を引き取るような形になるので、金融機関は先ずここをチェックしてくるぞ。

要チェックや!

② 現在利用している金融機関も黙っちゃいない?

次に②既存金融機関への相談だが、これは是非ともオススメする。

ええ~、借換なんて金融機関への裏切りだろ?

裏切り者に対して厳しい制裁とか水かけられたりしそうだから行きたくないんだぜ・・・

ブラック企業じゃ無いんだから・・・

安心しろ、そんな事は起こらないだろう。(全く無いとは言えないが・・・)

①で延滞歴が無い顧客しか借換を行えないと言っただろ?

つまり借換を検討する顧客は、既存金融機関にとってもかなりの優良顧客となるんだ。

そんな優良顧客が自分の所からよその金融機関に取引を移そうとしている。

君ならどうするかね?

両手両足を縛って監禁だな!

お前がやばいやつだと言うことはよく解った。

基本的に借換のメリットは金利を低下させ総支払額を減額させることにある。

そのため、他の金融機関に顧客を取られたくない場合、多くの金融機関が特別金利(防衛金利)というものを出してくる。

これは借換などで顧客を取られる時に顧客を引き留める為の特別金利で、借換のメリットをかなり薄くさせる効果がある。

メリットが減るなら態々面倒な手続きをしたくないぞ。

まさにそれが狙いだ。

そうやって防衛金利をちらつかせることで、顧客の借換への意欲を奪うことが可能なんだ。

実際それで借換を止めた人も数多くいるぞ。

なるほどな~

にしても、ここで聞くまでそんなの全く知らなかったぜ。

金融機関もボランティアじゃ無い。態々自分たちの利息収入が減ることを教えたりはしないさ。

これは知っている人が得をするタイプの情報だ。

まあ、そんな感じで面倒な手続きが無くとも書類一枚書くだけで、借換と同程度のメリットを手に入れることが出来るのがこの方法だ。

ただし、多くの金融機関で一度限りの方法としているケースが多いので、2回目は使えない可能性が高いぞ。

ふむふむ。

ってことは最初は防衛金利を使って、2回目で借換ってのが・・・

おっとそこまでだ。

我々も危険な橋は渡りたくない。あとは皆様の目で確かめて欲しい。

③ 団信の保障内容確認してますか?

最後に③の団信だ。

住宅ローンでは団信の保険料を金利に含んでいるケースが多い。

そのため、金利が高い住宅ローンはすべからず悪というわけでは無く、団信がめちゃくちゃ優れているから金利が高くなっているケースもあるんだ。

言われてみれば【死亡時しか使えない団信】と、【がんやら8大疾病やらでも利用できる団信】が同じ保険料(金利)の筈ないよな。

冷静に考えれば当然なんだが、借換の時は金利ばかりに目が行きがちだ。

団信の内容なんて最初の契約時以外でそれ程気にしないという人も多いだろうから、金利を下げることばかりで無く、団信の保証内容がどのくらい変化するのかまで、確りと目を配って欲しい。

いや~これは盲点でしたね。

団信は加入時の健康状態によって利用可能なものと不可能なものがある。

一般的に年をとればとる程健康状態が悪化する傾向があるので、最初に加入した団信と同程度の物には加入できない恐れもある。よくよく確認しておくんだぞ。

まとめ

今回は最近問い合わせの多い借換についての解説だったな。

最近は金融機関間での顧客の取り合いもあってか、借換について耳にすることが増えてきた。

また、多くのケースで顧客のメリットが発生するので、中々デメリットや注意点には目が届いていないケースも多い。

借換について検討する場合は、この記事で事前に勉強してくれると嬉しい。

いや~今回も中々目から鰓な事例が多かったですね。

鱗だな。

最後に簡単にまとめるので、最終確認の時にでも活用してくれ。

借換時に要チェック

① 延滞歴があると利用不可、何があっても延滞厳禁

② 既存の金融機関も奥の手を隠している。借換をチラつかせ防衛金利を出させよう

③ 団信は物によって保障内容が段違い。金利に目を曇らせないように注意

④ 金利の低下は家計の平和。保留はリスク、早めに動こう

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