プロが教える!5分で解るローン対策 解説(中編)

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知っていると得をするオススメ知識

本記事はローン対策一覧表の各項目を詳細に解説している記事となります。

本記事をご覧頂く前に以下の記事をご覧頂くと理解が深まりますのでよろしく御願い致します。

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年収

ローン審査で一番見られる部分がこの年収となります。

当然ではありますが、金融機関は善意でお金を貸してくれる訳ではありません。

確りと貸したお金を返してくれる人にお金を貸すのです。

そのため、借入希望額と年収を比較し、この人なら貸したお金+利息の回収に問題が無いと判断(審査)した場合、ローンの利用を許可するわけです。

審査に関しては後述する返済比率も重要となります。

年収が問題となり審査に通過できない場合に取れる対策は以下の2種類しか有りません。

年収が原因で審査に落ちる場合の対策!

① 借入金額を減額する

② 年収を増加させる

②に有るように年収を増加させることが出来れば当然審査に通過しやすくはなりますが、そんなに簡単にできる方法じゃ有りませんね。

なので実質的に①の借入金額を減額するというのが唯一の対策と言えるかもしれません。

①購入する住宅(土地、建物)を見直す。

②購入する車やオプションを見直す。

等々、購入を予定している商品自体の見直しが有効です。

もしも他に借入を行っており、その返済額が大きい為審査に通過できないような場合は、後述する返済比率が問題となっている可能性が高いです。

次の項目も確りとご確認下さい!

返済比率

借入を希望する場合ローンの審査を受けることとなりますが、その時に重視される数値としてこの返済比率が挙げられます。

返済比率とは年間返済額÷年収×100といった式で算出可能なもので、これを算出する事により、年収の内どの程度借金の返済に充てているか、どの程度借金の返済に充てることが出来るのかを調べることが可能です。

一般的に、金融機関の審査が可能な水準が返済比率35%以下となります。

余裕のある生活を考えると20%以下が好ましいかと思われます。

返済比率とは?

・ 年間返済額÷年収×100で算出可能

・ ローン審査は35%以下余裕のある生活であれば20%以下が好ましい

・ 年収の内返済に充てている金額の割合を算出し審査を行う

例えば

年収500万

毎月返済6万

新規借入⇒毎月3万

上記の条件の方が新たに③の借入を検討する場合、下記の様な計算となります。

年間返済額【(②6万+③3万)×12ヶ月】÷年収500万×100=21.6%

式にあてはめると返済比率が21.6%となりますので、年収や返済比率に関しては問題なく審査に通過できる水準だと解ります。

もしこれが①年収300万であった場合

年間返済額【(②6万+③3万)×12ヶ月】÷年収300万×100=36%

計算すると返済比率が36%と高くなってしまう為、審査に落ちてしまう確率が高まることとなります。

自分で何度が計算すると解るかと思いますが、この返済比率は年収と借入額が重要となりますので、年収が不足していても借入額が少なければ返済比率は低くなります。

そのため、この返済比率が高くなることが理由で審査に通過できないことが予想される方は以下の対策を行うことをオススメ致します。

返済比率を下げる対策!

① 年収を増加させる

② 借入金額を減額する

③ 既存の借入を見直す(返済額を下げる、完済するなど)

①と②に関しては年収で説明し他物と同じですが、既に他の借入を利用中の方は、③の既存借入を見直す方法をお試し下さい

消費者金融やカードローン、クレジットカードの分割やリボ払いを利用している場合は、おまとめローンなどの利用も検討してみましょう!

ローンに付いてはこちらも参考にしてみて下さい。

連帯保証人

本項目を解説する前に、絶対に抑えておくべき事として、連帯保証人と保証人との違いが有ります。

こちらの記事も併せてご確認下さい

ここでは連帯保証人が必要とされるケースや、連帯保証人を付けるに辺り気をつけるべき点をご紹介致します。

連帯保証人を求められるケースですが、これは殆どの方が予想するように、住宅ローンなどの高額ローンを利用する時となります。

他に要求されるケースとしてはリフォームローンや自動車ローンが挙げられます。

次に気をつけるべき点として、連帯保証人は誰でも言い訳では無いという点です。

当然ながら連帯保証人には相応の信用や年収が求められます

ローンの連帯保証人の収入が0だったり、信用情報が事故だらけ(延滞歴や破産歴など)であると、当然ながら連帯保証人としての能力不足となり、審査に通過することは出来ません。

連帯保証人について抑えるべき項目!

① 高額ローンで求められるケースが多い!

② 連帯保証人は確りと選別しよう(一定の収入+きれいな信用情報が不可欠)

③ 連帯保証人を正しく理解すること!!

特に重要なのが③です。

連帯保証人とは、債務者に連帯して責任を負う保証人のことを指し、金融的な責任に関しては、債務者=連帯保証人となります。

簡単に言えば債務者がお金を持っているにも関わらず返済に応じない場合でも、金融機関は連帯保証人に請求することが可能ですし、連帯保証人は支払を拒むことが出来ません

友人の借金の連帯保証人になる⇒友人が返済を行わず逃げる⇒連帯保証人の自分が支払う羽目になる

ドラマや漫画でこの様な状況を見たことはありませんか?

これらは実際に起きている事であり、フィクションではありません!

これが債務者に逃げられた連帯保証人の末路です。

連帯保証人には抗弁権がありませんので、金融機関に文句を言ったところで返済義務は無くなりません

もちろん裁判を行ったところで無駄です。

この記事をご覧になった皆さんは、

軽い気持ちで連帯保証人にならないように気をつけて下さいね!

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